こんにちは。これいい和のサングラスです。
秋の味覚といえば、「秋刀魚」「栗」「松茸」が有名ですが、かぼちゃやサツマイモ、レンコン、なす等、秋に収穫される食材ですね。そんな秋の味覚にぴったりなのが「冷おろし(ひやおろし)」です!

この時期になるとよく街中でも見るようになる「冷おろし」。今回は秋にピッタリでオススメの酒器をご案内させていただきます!

1|秋にしか飲めない「冷おろし(ひやおろし)」とは

まず秋酒についてお話できればと思います。
江戸時代から庶民に愛されてきた「暑い夏を越し、程よく熟成されたまるみのある日本酒」のことを「冷おろし」といいます。
新米の収穫が終わった秋から翌年の春にかけて作った日本酒に火入れをし、貯蔵され、夏の期間をひんやりした蔵の中で寝かすことによって春先には粗っぽさが目立つ新酒の角が取れてまろやかな味わい深さが出てきます。新酒の若々しさと、まろやかな味わいの両方が楽しめる「冷おろし」はまさに秋の季節酒で秋の味覚にピッタリです。

通常の日本酒は長期保存をするため火入れを貯蔵前と出荷前の二度行いますが、冷おろしは二度目の火入れを行わない分、生の味わいを堪能できるのも魅力です!

ちなみにこの冷おろしの「冷(ひや)」は冷酒ではなく常温を指します。
外の気温と同じくらい「常温(冷や)」のまま「卸す(おろす)」ことから、「冷おろし」と呼ばれるようになりました。

2|冷おろしにピッタリな酒器

美濃焼 冷感 白平盃ペア 各種
温度によって色が変わる盃です。最初は右の写真のようなデザインですが、17度以下の飲み物を注ぐと色付き、紅葉します‼
冷おろしをよく冷やすとスッキリとした口当たりと繊細な味わいになるので、この盃でさらに趣を感じていただけます。

高岡錫器 泡雲タンブラー
400年以上の歴史を持つ富山県高岡の鋳物文化、その技術を活かして作られた高岡錫器です。ビールを注ぐとフチの富士山がまるで雲海に浮かぶように見えて粋な気分が味わえます。錫は口当たりをまろやかにしてくれる効果もありますので、秋限定のビールを飲むのにピッタリです!

美濃焼 サウンド徳利&盃ペアセット 梅木
1300年の歴史を誇る岐阜県の美濃焼。徳利内部の水圧と空気圧を利用する事で、盃にお酒を注ぐ時に鶯の鳴き声のような音が鳴ります。
盃も飲み口の穴が開いている部分から吸うようにして飲むと音が鳴ります。

いかがでしたでしょうか。
美味しく、秋にしか飲めないお酒だからこそ趣のある酒器で晩酌をするのはいかがでしょうか?
いつもの晩酌をちょっと贅沢に。そして味や香りだけでなく、目や耳でも楽しむ、そんな時間にして頂けたら幸いです。