こんには、これいい和の副店長です。
先日、知人に会いに和歌山県に行ってまいりました。
新幹線に乗ると駅弁が食べたくなるのは、私だけでしょうか。

因みに、ある駅弁の器に工芸品が使われている事は、皆さんご存じでしょうか。
それは「益子焼」です。荻野屋さんが販売する峠の釜めし。容器は、保温性と耐久性に優れており、昔は「温かい駅弁」として人気がありました。
約60年以上経つ今でも、駅弁の代表格ともされ長年多くの方に愛されています。
今回は、そんな駅弁界を支え、日本の代表的な焼き物でもある、益子焼についてになります。

1|益子焼とは?

益子焼は、栃木県芳賀郡益子町の焼き物で、江戸時代の終わりから作られていたと言われています。関東の代表的な焼き物の1つでもある、笠間焼の窯元で修行をしていた大塚啓三郎が益子町で窯を築いたところから、益子焼の歴史が始まったとされています。

2|益子焼の特徴

益子焼の特徴は、ぽってりとした厚みのあるフォルムと、素朴で温かみのある風合いです。
これは、陶土に他の物質を加えないことで表現されています。

また、陶土は釉薬がのりやすいことから、白化粧や刷毛目(はけめ)といった様々な伝統的な技法により、独特の味わいのある力強い作品が生み出されています。

3|これいい和のおすすめ商品

●益子焼 ストレートマグカップ kinari

コーヒーやココアなど入れたくなるようなマグカップ。
カップの周りの、縦にデザインされた「しのぎ(鎬)」が見た目をより美しく表現し、手にしっくりなじんでいるような感覚を与えてくれます。

●益子焼 rinka皿

人気の益子焼のrinka大皿。
パスタ、ワンプレート、サブメニューの盛り付け皿など、
オールマイティーにお使いいただけます。

4|最後に

いかがだったでしょうか。
冒頭でご紹介した、峠の釜めし。実際に食べてみました!

まず驚いたのが、弁当とは思えないほどの重量感。さすが焼き物を容器に使っているだけあります。その重さだけで満足感がありました。お弁当の蓋も焼き物と細部にわたるこだわりを感じます。

そして、いざ実食!
1つ1つの具が大きくどれも食べ応えがありました。
ご飯は出汁で炊かれており、味がしっかりついていて最後までおいしく食べる事ができました。
何よりも驚いた事は、食べた後の容器が、お米を炊ける土釜になることです!
1合分を直火で炊き上げる事ができ、炊飯器とは違ったお米を楽しむことができます。
また、荻野屋さんで独自のレシピを公開しており、他にもパンやシチュー、ドリアなどもそれで作ることができます。ぜひとも試してみたい!!

↓ こんなものが作れちゃいます! ↓

荻野屋おすすめレシピ

食べた後も楽しませてくれる荻野屋さん、それを実現してくれた益子焼の作り手の方に感謝です。
ぜひ皆さんも食べてみてください。