2023.03.24 特集
引っ越し祝いに喜ばれる工芸品ギフト 5選!
1|引っ越し祝いの贈り物
2|キーケース
3|NAGOMI Oneセット
4|備前焼 マグカップ&ソーサーセット
5|日本時計
6|高知杉コースター
1|引っ越し祝いの贈り物
こんにちは、これいい和です。
日本全国の工芸品を扱い、日常生活の中で使いやすいものや、ギフトにおすすめのものをご紹介しています。
3月。企業の人事異動、学生の一人暮らしスタートなど、引っ越しの季節ですね。中には引っ越し準備に忙しい方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、そんな引っ越しや新しい住まいで新生活を始める方への贈り物におすすめの品をご紹介します。
2|キーケース
キーケースは、毎日持ち歩くものでもあるので、家族や恋人、親しい友人からプレゼントすることも多いアイテムです。たとえば、初めて一人暮らしを始める方にとっては、はじめは不安もあるでしょうから、家族を思い出し、自分を元気づけるような特別な要素もあるようです。
まず、博多織のキーケース。福岡県の伝統工芸品、博多織の献上柄の中には、仏具の「独鈷(どっこ)と華皿(はなざら)」が織りあげられています。そのうちの「煩悩を打ち払う」とされている「独鈷柄(どっこがら)」が中央にあしらわれたキーケースです。独自の織りで、見る角度によって生まれる光沢感もかっこいいポイントです。シンプルで使いやすいため、贈り物としても人気があります。
【博多織 一本独鈷キーケース】
もう1つ、津軽こぎん刺しのキーケース。素朴であたたかみのある質感に、山吹色が目を引きます。もともと津軽こぎん刺しは、江戸時代、厳しく長い冬を少しでも快適にやり過ごすためにと、麻布に木綿の糸で刺し子を施したことから始まりました。人々の生活の工夫からうまれた工芸品なのです。あたたかみがあり、青森の日常を写し取った模様がかわいらしく、女性の方に人気があります。
【津軽こぎん刺し キーケース】
3|NAGOMI Oneセット
こちらのNAGOMI Oneセット。One?と思うかもしれませんが、こちらは汁椀とお茶碗の2つのおわんが1つにすっぽり収まります。「木地の山中」と言われる山中漆器は、木からお椀などの形を削り出すのを得意としています。こちらも木からお椀の形を職人が1つずつ削り出し、和紙のような質感に漆を施したもの。シンプルな形に木目のぬくもりが感じられ、カラフルな色みがおしゃれです。
食洗器・電子レンジはNGですが、これ1つでご飯と汁ものをいただけるので、新生活にもおすすめです。
【山中漆器 NAGOMI Oneセット】
4|備前焼 マグカップ&ソーサーセット
引っ越し祝いの贈り物では、新しい食器類もよろこばれます。
釉薬や絵付けを一切しない、シンプルながらに味のある土感が魅力の備前焼。
緋襷(ひだすき)と言って、藁を巻いたり、間にはさんで焼いた技法により、線のような模様があらわれます。器の鉄と藁の成分が化学反応を起こすのです。まさに世界で1つしか同じ柄がないので、焼き物との一期一会を味わえます。こちらはカップとソーサーのセットなので、1人暮らしの方におすすめかもしれません。新生活、ゆっくりした時間を過ごしてねと贈りたいですね。
【備前焼 マグカップ&ソーサーセット】
5|日本時計
インテリアや、掛け時計なども、引っ越しのお祝いで喜ばれます。こちらの時計は、東京都多摩産ヒノキの間伐材でできています。レーザーカットで描かれる和柄が繊細で美しく、木のぬくもりが感じられます。木目であたたかみがあり、インテリアにもなじみやすいです。和柄それぞれに込められた意味があるので、それを一緒にお伝えしたらさらに喜ばれますね。スタンドもつけられるので、置時計としても使えます。
【日本時計 巡(JYUN)名入れなし】
6|高知杉のコースター
引っ越し・新生活をカジュアルにお祝いする気持ちを伝えたいときにはこちらがおすすめです。高知県の杉の間伐材でできたコースター。豊かな森林で有名な高知の土佐嶺北杉です。かつての戦国時代の大名、長宗我部元親(ちょうそかべ もとちか)が豊臣秀吉に嶺北の木材を献上し、大阪城の建城にも使われていました。
その温もりあふれる木目の繊細さと、ほのかな杉の香り。モダンで繊細な美しい紋様は、日本人になじみのある縁起柄です。
また「もくレースコースター」も、木のレースのようで、「おしゃれでかわいい」と、女性に大変人気があります。コースターのほかにも、小さな観葉植物のプランターマットや、壁に貼って楽しむ、というように使い方も様々なのも、気軽に贈れるポイントですね。
【高知杉 木紋柄コースター】
【高知杉 もくレースコースター】
7|まとめ
いかがでしたでしょうか。
新生活を祝い、エールをこめた贈り物。新しい毎日が素敵な日々になりますように!