こんにちは、これいい和店長です。

工芸品の中でも手に取りやすく、おみやげなどにも人気な和雑貨!
コロナが5類になったり、インバウンドも活発化してきて、訪日観光客も一気に増えてきましたね!
これいい和もきまぐれに期間限定で出店することがありますが、日本らしさと使いやすさのある和雑貨は、海外の方が興味を持ってご購入いただくことが多いです。
今回は、国内外問わず人気の和雑貨をご紹介します!

目次
1 津軽こぎん刺し 名刺ケース
2 博多織 にわか小銭入れ
3 西陣織 御朱印帳入れ
4 八重山ミンサー コースターペアセット
5 かや白雪はんかち

1 津軽こぎん刺し 名刺ケース

青森の工芸品、「津軽ごきん刺し」、そのはじまりとされる江戸時代、津軽の農民たちは
麻の着物しか着ることが許されませんでした。少しでも厳しい冬を快適に過ごすため、農民たちが考えたのが、麻布に木綿の糸で刺し子を施すことでした。それが今の「津軽こぎん刺し」に繋がります。
人気の理由は手に取るとやわらかく、あたたかみがあるこの模様。
少し北欧っぽいこの柄、「モドコ」といい、青森の日常生活を表した模様になっています。
写真の模様は「くつわ繋ぎ」と言って野道を歩く際の魔除けの意味が込められているそうです。くつわとは、馬の口にくわえさせて馬を制御するのに用いる用具だそうです。
当時の津軽の人々が動物や自然と一緒に生活してきたことが分かりますね。

2 博多織 にわか小銭入れ

福岡の織物と言えば博多織!
こちらの困ったような表情の小銭入れは「にわか小銭入れ」です。このインパクト大の、一度見たら忘れられない表情は、福岡の郷土芸能「博多仁和加(はかたにわか)」のにわか面を模しています。
店長の個人的ポイントはファスナーのチャーム部分がしゃもじになっていること!!福岡の代表的なお祭り「博多どんたく」では、演者が躍る時にしゃもじを鳴らすために使うそうです。ちなみにしゃもじはお祭の時に配布されたりするそうです。
そんな職人さんの遊び心が詰まった商品です。福岡出身の方へそっと贈るのもおすすめです。

3 西陣織 御朱印帳入れ

「御朱印帳入れ」とありますが、こちらは巾着として人気の商品!
ポーチ代わりや、バッグインバッグにも使えるので、1つあると便利なんです。
一目でわかる「和柄」。日本らしい柄のこちらの商品は金銀の細かい糸を使用した刺繍が美しく、一見ゴージャスにも見えますが、上品な光りの加減でふだん使いにも使いやすい商品です。固く織られているので丈夫でシワが寄りにくいのも嬉しいですね。
薄くて軽いので、お土産用にたくさんご購入頂くこともあるこちらのアイテム。
西陣織の和柄は海外の方にも人気があり、おみやげとしても喜ばれています。

4 八重山ミンサー コースターペアセット

あざやかでかわいいこちらのコースターは、沖縄の工芸品、八重山ミンサー。
沖縄を連想させるカラフルなカラー、テーブルも一気に明るくなるアイテムです。
白い四角が並んだこちらの模様は、4つと5つの四角は「いつ(五)の世(四)までも末永く…」という意味が込められていて、まさに結婚祝いやご夫婦にお渡しするプレゼントとして、これいい和でもとても人気のあるコースターになっています!
こうした縁起の良い意味が込められているのも工芸品の魅力の一つです。
ぜひ「いつの世までも末永く」という言葉も一緒にプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

5 かや白雪はんかち

最後にご紹介するのは奈良のかやはんかち。
ふきんで有名なかやですが、こちらはハンカチのシリーズ。
気軽にプレゼント用にもなって、何枚あっても困らないはんかちは、やはり根強い人気商品です。
これいい和にもはんかちの取り扱いは何種類かあるのですが、その中でもガーゼのように柔らかく、吸水性のあるのがこの「かやはんかち」です。表面は美しい友禅染め、肌に触れる柔らかい綿生地は、くせになる肌触り。選べる色柄も豊富なので、気軽なお返し用にピッタリです!
※写真は糊がついている状態です。

今回は、人気の和雑貨として5つのジャンルからご紹介しました。
気になる商品はありましたか?
工芸品というと、少し固いイメージになるかもしれませんが、手に取りやすい和雑貨を中心にご覧いただきました。ぜひお手に取ってその魅力を楽しんでみてください!